「拡張」スケジュールオプションでは、保護プランを別のユーザとして実行することができます。つまり、ソフトウェアがインストールされたコンピュータに現在ログインしているユーザとは異なるユーザアカウントです。下記 "ファイル名を指定して実行" を参照してください。


また「拡張」オプションでは、保護プランの拡張スケジュール動作を作成することができます。下記 "次の実行時" を参照してください。



ファイル名を指定して実行

"ファイル名を指定して実行" オプションは、ネットワークにマッピングされ、コンピュータに現在ログインしているユーザではなく、別のユーザアカウントから使用できるドライブにアクセスするとき使用することができます。このオプションを使用するとき、"このプランはログオン時のみ実行" オプションは通常チェックされていません。"ファイル名を指定して実行" オプションはまた、暗号化されたファイルを保護するときや復元するときにも使用できます。その場合、ソフトウェアは、暗号化されたファイルを所有するユーザとして実行することができます。これにより、そのユーザアカウントでなければストレージメディア上のそれらのファイルにアクセスできません。


拡張オプションを選択すると、インタフェース右のパネルが変わります。現在ログインしているユーザのアカウントが、クリック可能なリンクとして表示されます。左マウスボタンでリンクをクリックすると、使用できるユーザ名のウィンドウが表示されます。


プランが実行されるとき有効にしたいユーザアカウントを選択し、そのユーザアカウントのパスワードを入力します。


"完了" をクリックしてプランを保存するか、拡張スケジュールオプションの "次回に実行" の横のリンクをクリックすることができます。通常、この操作を行うとき、オプション "このプランはログオン時のみ実行" はチェックしないでおきます。



次の実行時間  


"次の実行時間" オプションは、保護プランに複数の実行時間を設定するとき使用できます。プランを実行する日数、時間、頻度を対象にしたプランのスケジュールを1つ作成することができます。


拡張スケジュールを作成するには、はじめに "スケジュール未定" リンクをクリックします。


"新規" をクリックすると、さまざまなフィールドを編集できます。


"タスクのスケジュール" フィールドは、予定されたタスク (保護プラン) を実行する頻度を指定します。

 オプション:

  • 毎日
  • 毎週
  • 毎月
  • 1 回
  • システム起動時
  • ログオン時
  • 不在時


"開始時間" フィールドは、保護プランが毎日、毎週、毎月、または1回実行する予定になっている場合、保護プランの開始時間を指定します。


"デイリータスクスケジュール " (またはウィークリー) フィールドは、プランを日単位または週単位で実行する頻度を指定します。


"拡張" をクリックすると、拡張スケジュールの他のオプションを使用することができます。


"開始日" フィールドでは、プランの実行を始める日を選択できます。


"終了日" フィールドは、プランの実行を止める日を選択できます。このフィールドの選択は任意で、必ずしも設定する必要はありません。終了時期がはっきりしているプロジェクトがある場合は、終了日を設定しておくといいでしょう。


"タスクを繰り返す" フィールドでは "毎回" フィールドで指定されたインターバルで繰り返し実行するようにプランを設定することができます。



一般的な質問 


Q. 管理者レベルのユーザで、ローカルシステムとワークグループ/ネットワークにパスワードがあります。拡張オプションを選択する必要はありますか? 


A. 拡張オプションを選択する必要があるのは、拡張スケジュール機能を使用したい場合だけです。

 

Q. 管理者レベルのユーザですが、パスワードはなく、ローカルシステムだけです(ネットワークには接続されていません)。拡張オプションを選択する必要はありますか? 


A. 拡張オプションを選択する必要があるのは、拡張スケジュール機能を使用したい場合だけです。


Q. 自分のシステムにログオンして別のユーザとして実行する必要のあるのはどんなときですか? 


A. 通常は制限つきアカウントを使用し、管理者アカウントを持つようにシステムを設定すれば、これを、安全上の理由から、新しいアプリケーションを追加したり、このソフトウェアを実行したりするときだけ使用します。