はじめに


このソフトウェアは、「デダプリケーション」または「容量最適化」という先進技術を採用しています。この技術は、一般的なビジネスデータを、ディスクにバックアップする間に、元のサイズの20分の1にまで縮小 します。このレベルの最適化を実現するため、保存されたファイルから冗長なデータを削除し、時間がたっても変わらない一意のデータのみ保存する一方、ほぼ即座にデータの時点復元を可能にします。また、ソフトウェアはデータの縮小率を高めるため、 LZ データ圧縮を行います。



動的ファイルと固定ファイル


コンピュータ上のファイルは普通、固定ファイルと動的ファイルに分けることができます。固定ファイルは、作成されて一度もあるいはめったに変更されないファイルです。ビデオ、音楽、イメージ（画像）などが内容固定ファイルの例です。 ワープロ文書、スプレッドシート、プレゼンテーション、プロジェクトなどのファイルは動的コンテンツファイルの例です。開いて編集できるからです。


上に述べたように、このソフトウェアは、バックアップのサイズを大幅に縮小します。 この動的縮小が起きるのは、プランが実行されるごとに、ソフトウェアが、各ファイルの変更されたバイトとメタデータを見つけ、それらの変更だけをディスクに保存するからです。したがって、時間が経てば変更される可能性の大きい大量の動的ファイルをターゲットにした保護プランを作成することで、ソフトウェアにより、データ縮小率を最大にすることができます。



バックアップシナリオ


このソフトウェアは、ニーズに合ったバックアッププロセスをつくる柔軟性を備えています。


バックアップするフォルダそれ自体を選択でき、保護プランを必要に応じて何回でも、1日2回以上でも、実行できます。


このソフトウェアでは、特定の保護プランに特定のストレージを指定することができます。


このソフトウェアを使ってデータを保存する方法を決めるときは、最も頻繁に復元するファイル、または最も重要なファイルを考えるといいかもしれません。それから、それらのファイルを保護する保護プランを最も頻繁に実行するようにスケジュールを立てます。