ログファイル
ソフトウェアは、トラブルシューティングや履歴管理に役立つ情報を記録します。このソフトウェアに使用されるログは2種類、「内部コンポーネントログ」と「保護プランログ」です。
注: デフォルトは、要約情報だけが保護プランログファイルに書き込まれます。 保護プランの構成の LogLevel 設定 を変更して記録する情報を加減できます。
内部コンポーネントログ
これらのログは、ソフトウェアの内部コンポーネントに特有のログで、インストールディレクトリに <内部コンポーネント名>.log として置かれます。
これらのログのうち2つ、 aiq.log と aiqRemote.log は アーカイブマネージャ 内から表示できます。 aiq ログはローカルプランの実行に関する情報を格納します。 aiqRemote ログはリモートコンピュータのプラン実行に関する情報を格納します。 aiq ログを見るには ローカルプラン を選択し、 ログ表示 アクションを選択します。 aiqRemote ログを見るには、 リモートコンピュータ を選択し、 ログ表示 アクションを選択します。
プランログ
プランが実行されるたびに、その結果がログファイル、 <インストールディレクトリ >\Logs\<プラン名>.log に追加されます。最近のログ情報はファイルの終わりにあります。デフォルトではサマリー(要約)情報だけが記録されますが、 構成 LogLevel 設定 を変更し、記録する情報を増やしたり減らしたりすることができます。
プランが実行に失敗するか警告で終了した場合、そのログファイルで詳細をチェックする必要があります。そのため LogLevel=なし はおすすめできません。
保護プランのログファイルを見るには、 履歴 アクションを選択し、 結果詳細 セクションで ログ表示 リンクをクリックします。
次の統計は、フォルダとファイルの保護プランが実行されるごとにログファイルに書き込まれます。
- "Total transfer time" - 更新されたアーカイブ情報をストアに書き込むのにかかった時間
- "Directories processed" - 保護プランによって処理されたディレクトリの総数
- "Protected items" - 保護プランの現在の実行で処理されたファイルの総数とサイズ (バイト)
- "Protected data" - プランによって保護されたデータの総数
- "New files" - 保護プランの最後の実行以降の新しいファイル数
- "Changed files" - 保護プランの最後の実行以降に変更されたファイル数
- "New and changed" - 保護プランの最後の実行以降に変更された保護データ数 (およびパーセント)
- "Factored" - 適合コンテンツファクタリングによりサイズが縮小されたデータ数
- "Total stored" - 保護プランのこの実行でストアに書き込まれたデータ数
- "Data reduction" - 新規・変更データの総数 ("New and changed") の、保護プランの現在の実行によりストアに書き込まれたデータの総数 ("Total stored") に対する比
- "CCF ratio" - プランにより保護された全データ ("Protected data") の、保護プランのこの実行でストアに書き込まれたデータの総数 ("Total stored") に対する比
- "Common content" - データデダプリケーションの対照となる共通データ数 (およびパーセント)
- "Elapsed time" - 総転送時間を含む保存操作全体の時間