ソフトウェアは、保護しているコンピュータ上の Microsoft SQL Server 2005 や Microsoft SQL Server 2008 を検出します。いずれかの製品がインストールされている場合、保護プランタイプ、 SQL データベース が有効になります。


SQL データベース 保護プランは、どの SQL Server データベースを保護するか、保護されたデータをどこに維持するかを指定します。保護プランの起動時、ソフトウェアは、必要なデータベースとログファイルの場所を SQL に照会します。保護のためにフォルダを設定する必要はありません。 SQL Server 保護プランの追加 ウィザードが実行されているとき、 フル リカバリモデルに設定されたデータベースのトランザクションログを保護プランの実行終了時に切り詰めるかどうかを指定できます。ログの切り詰めによってトランザクションログ ファイルのサイズが小さくなることはありませんが、新しいログレコードを作成できるようにトランザクションログ ファイル内のスペースがクリアされます。


SQL の保護プランを作成するには、 ローカルプラン フォルダか、または リモートコンピュータ フォルダ内にあるリモートコンピュータから 保護プランの作成 を選択し、 SQL データベース  を選択して、 SQL Server 保護プランの追加  ウィザードを開始します。


ウィザードは、インスタンス名および各データベースの動作状態とリカバリモデルでグループ分けされたすべてのデータベースのリストを表示します。保護する各データベースの横にチェックマークをつけます。ソフトウェアがデータベースのトランザクションログを切り詰め、これによりSQL がトランザクションログのサイズを大きくすることなく、ログ記録を続けることができるようにするには、 フルバックアップでログを切り詰める  チェックボックスにチェックマークをつけます。注: シンプル リカバリモデルに設定された保護データベースについては、 フルバックアップでログを切り詰める スイッチは無視されます。 次へ をクリックし、 ストアの選択 画面で操作を続けます。


保護されたデータを置くストアを強調表示し、 


プランにわかりやすい名前をつけ、 次へ をクリックして スケジュールタスク 画面に進みます。ここでプランを自動的に実行するスケジュールを設定することができます。別のユーザアカウントを指定してプランを実行することもできます。詳しくは 保護プランのスケジューリング  をご覧ください。 次へ をクリックして最後の画面に進みます。ここでプランの設定をチェックできます。 戻る ボタンで設定を変更するか、 完了 をクリックして SQL Server 保護プランの追加 ウィザードを閉じ、プランを作成します。プランを実行するため指定されたアカウントのパスワードを聞かれます。


保護プランの使い方については  プランの実行、編集、削除  をご覧ください。


注: このソフトウェアは、 Microsoft SQL VSS Writer により SQL のスナップショットを作成します。 SQL Server に Microsoft SQL VSS Writer があるか確認するため、保護されているサーバのコマンドプロンプトで VSSADMIN LIST WRITERS を実行します。また、保護している SQL Server には、 Microsoft CLR タイプ と Microsoft SQL Management Objects for SQL 2012 が必要です。ない場合、 SQL 保護プランが初めて実行されるときこれらのコンポーネントが自動的にインストールされます。