保護プランを作成する2番目のステップは、保存するファイルを確認または変更することです。


'個人データ・設定' プランの選択


開始タブで個人データ・設定プランが選択されると、選択タブに、「ユーザアカウント」で選択可能なコンピュータの全ユーザが表示されます。

右の例では、コンピュータユーザ5人が作成されています。各ユーザ設定が保存されます。ドメイン欄は、コンピュータがメンバーであるネットワークまたはドメインを示します。コンピュータがネットワークの一部ではない場合、ドメイン欄はコンピュータの名前になります。リストの全ユーザをバックアップすることをおすすめします。

個人データ・設定プランで保存されるフォルダは、次のとおりです:


Windows XP、Windows Server 2003

  • C:\Documents and Settings\User Name\Application Data (隠しフォルダ)
  • C:\Documents and Settings\User Name\Desktop
  • C:\Documents and Settings\User Name\Local Settings\Application Data
  • C:\Documents and Settings\User Name\My Documents
  • C:\Documents and Settings\User Name\Templates
  • C:\Documents and Settings\User Name\Favorites (Internet Explorer はお気に入りをこのフォルダに保存します)


Windows Vista/7/8/10、Windows 2008/2012/2016/2019

  • C:\Users\User Name\AppData\Roaming\*
  • C:\Users\User Name\Desktop\*
  • C:\Users\User Name\AppData\Local\*
  • C:\Users\User Name\Documents\*
  • C:\Users\User Name\AppData\Roaming\Microsoft\Windows\Templates\*
  • C:\Users\User Name\Favorites (Internet Explorer はお気に入りをこのフォルダに保存します)


保護プランの作成を続けるには、 "次へ" または 'プラン名' タブをクリックします。



'カスタム' プランの選択項目


開始タブでカスタム保護プランが選択されると、選択タブに、保存のため選択できる、使用可能なハードディスクの場所のツリービューが表示されます。使用できる場所は、ローカル ハードディスク、ネットワークにマッピングされたドライブなどで、コンピュータにログインするため使用されるユーザアカウントのアクセス権に対応します。コンピュータはネットワークに接続されているかもしれませんが、コンピュータにログインするため使用されるユーザアカウントにそれらネットワークボリュームに対するアクセス権がないため、ネットワークで共有されるボリュームは見えないかもしれません。右の画面例は、保存に使用できるローカルとネットワークマッピングのディスクを示します。Windows Explorer の使用できるハードディスクの表示と似ています。


フォルダ、ファイルをカスタム保護プランに追加するのは簡単です。方法は、Windows Explorer でファイルを表示する方法と同じです。マウスで展開アイコン、、をクリックすると、ディスクドライブのビューが展開します。下の画面例は、Documents and Settings フォルダとサブフォルダを示します。マウスでチェックマークをつけ、チェックボックスを左クリックすると、フォルダとファイルのすべてのサブフォルダが保存されます。たとえば、Documents and Settings フォルダを左クリックすると、Documents and Settings 下のフォルダがすべて保存されます。フォルダやファイルの横のチェックボックスにチェックマークがない場合、そのフォルダやファイルおよびすべてのサブフォルダ、ファイルは保存されません。

ソフトウェアは、デフォルトで選択されたハードディスクのフォルダしか表示しません。個々のファイルを表示するには、マウスで "ファイル表示" ボックスをクリックします。画面が展開して、右上にあるようにファイルがすべて表示されます。フォルダ全体を選択せずに個々のファイルを選択するには、ファイル名の横のチェックボックスにチェックを入れます。



'すべて' プランの選択項目


開始タブで "すべて" オプションを選択すると、選択タブにより、ローカルシステムのハードディスク (通常 C ドライブ ) の横のボックスにチェックマークがつきます。



'Exchange ストレージグループ' プランの選択項目


開始タブの "Exchange ストレージグループ" オプションを選択すると、選択タブに、コンピュータで使用できるすべての Exchange ストレージグループが表示されます。

注 - このプランはこのソフトウェアの「サーバ」版でのみ使用できます。



'SQL Server データベース' プランの選択項目


開始タブの "SQL Server データベース" オプションを選択すると、選択タブに、コンピュータで使用できるすべての SQL Server データベースが表示されます。


注 - このプランはこのソフトウェアの「サーバ」版でのみ使用できます。



まとめ


保護プランが選択されると、ソフトウェアは、選択されたアイテムをスキャンし、選択されているファイル、フォルダの数、データの量を表示します。